”介護派遣で働く”ことにどのようなイメージを持ってますか?
介護派遣会社のサイトの情報だけを信用していないでしょうか?
そもそも介護派遣会社のサイトは登録してくれる介護士を集めるのが目的です。介護派遣で働いた経験がある人の情報ではないからです。
- 介護派遣の働き方を知りたい方
- 介護士の働き方の種類を知りたい方
このような方に向けて実際に介護派遣で働いた立場からお伝えします。現在転職しようか悩まれている方には有益な情報ですので活用してください。
介護の働き方に疑問を持つことから始めよう
このような変則的な勤務が当たり前になってしまっていませんか?
- 今月は夜勤が7、早出が6回と厳しいシフトになっている。
- 夜勤明けが休みとカウントされる。
- 来月の行事の準備で残業しないと間に合わない。
- 正社員が夜勤専従のようになっている。
- 無理が祟り体調を崩してしまった。
- 人手不足で有給が取れない。
介護士でも実はあなたの生活に合わせた働き方があります。
正社員での夜勤を例に挙げて説明します。
介護職の夜勤の仕事は16時間です。休憩2時間を含めると18時間も職場に拘束されてしまいます。現在は人手不足のため一人夜勤体制の施設が以前よりも増えてきています。
定期の巡回時やオムツ交換、徘徊者の対応、事故等が発生しないかとあらゆることを想定して業務に当たらなくてはなりません。
他の業種の夜勤と比較してみましょう。工場の仕事、警備の仕事、ドライバーの仕事、どれも大変な仕事です。
しかし介護のように突発的な出来事がいくつも起こることを想定しながら16時間という長い時間を拘束される仕事が他にあるでしょうか?
ここでもう一度先ほどの内容をあなたの今の働き方と照らし合わせてみましょう。
- 今月は夜勤が7、早出が6回と厳しいシフトになっている。
- 夜勤明けが休みとカウントされる。
- 来月の行事の準備で残業しないと間に合わない。
- 正社員が夜勤専従のようになっている。
- 無理が祟り体調を崩してしまった。
- 人手不足で有給が取れない。
このように不規則な生活に加えて夜勤までしなければなりません。気力や体力が限界を迎える前に介護士のさまざまな働き方をみてみましょう。
介護派遣の働き方を知る前に〜働き方の種類〜
ではブラックだと言われている介護業界での働き方からどうすれば抜け出すことができるでしょうか。
まずは正社員、パート、派遣、夜勤専従の違いを知ることが必要になってきます。介護の仕事は利用者の方の年代、介護度、生活環境によって内容が変わってきます。
ここでは正社員、パート、派遣。夜勤専従での働き方のメリットとデメリットを解説していきたいと思います。
正社員の働き方メリットとデメリット
メリット
- 社会的に給与面が年々上昇傾向にある
- 長く働くことで利用者、職員との人間関係が作りやすい
- ブラック企業でなければ安定し長く勤めることができる
デメリット
- 退職の意思を示しても辞めるまでに時間がかかる
- 法人や会社の方針に縛られた働き方になってしまう
- 不規則で変則的な勤務から体調やメンタルに影響する
正社員として働くことが向いている人は安定志向的な価値観を持っている方が多いでしょう。また福祉系の大学や専門学校を卒業して就職された方にとっては最初に就職する施設選びは重要です。
介護技術をしっかりと身につけたい方スキルアップを目指す方には正社員という働き方がいいでしょう。収入面では期待できますが、パートや派遣社員よりも仕事に拘束される時間が多いのも事実です。
人手不足を補うために気がつけば残業が続いていたりと体調不良の原因となるので注意しましょう。
パートの働き方メリットとデメリット
メリット
- 未経験でも気軽に始められる
- 限られた時間内で働くためストレスを軽減できる
- シフトに関して融通が効く
デメリット
- 時給が低い傾向にある
- 正社員と比較すると意見が通りにくい
- 施設によってはできる仕事に限りがある
未経験からでも気軽に仕事を始められるのがパートで働くことのメリットです。
例えば「親の介護を視野に入れて勉強のためにまずはパートで始めてみる。」「短い時間ならできそう。」など働くことで得た経験はいつかあなたの財産になります。
無資格でも働くことができます。給与面よりはまず実際の介護現場を経験してみたいと思われる方にはおすすめです。
介護派遣の働き方メリットとデメリット
メリット
- 時給が高い
- 正社員で働くかどうか見極める期間がある
- いろんな職場を経験でき知識を広げることができる
デメリット
- 派遣先の企業によって契約終了となる場合がある
- 臨機応変に派遣先企業のやり方を受け入れなければならない
- 有休消化のタイミングが取りづらい
今までの就職で失敗した方、経験を積んで今後の選択肢を増やしていきたい方に特におすすめなのが派遣として働いてみるということです。
特に今はコロナウィルスの影響もあり、通い中心の施設(デイサービスなど)では感染者数によって運営が困難になったりと不安定になりがちです。
一般的に派遣社員として働くことに不安を感じられる方が多いと思いますが、介護や看護といった専門性のある職業に関しては年々需要が多いのでたくさんの選択肢の中から職場を選ぶことができます。
一度働いてみてから就職をすることも可能ですし、選択肢は広がっていきます。何よりさまざまな経験を積む事によってあなたの介護士としての市場価値を知ることができます。
働いてみてブラックな職場や施設自体が合わないと感じたら契約を更新しないことで新たな職場で働くことが可能です。
介護派遣夜勤専従の働き方メリットとデメリット
メリット
- 単価が高い
- 職員同士の人間関係に振り回されない
- ダブルワークも可能である
デメリット
- 拘束時間が長い
- 一人で一度に何人かの利用者の対応に追われる場合がある
- 精神力との戦い
一般企業では珍しいと思いますが、介護業界は慢性的な人手不足のため夜勤専従の人員を募集している施設も以前より多くなってきています。
拘束時間も長いですがその分単価も高い傾向にあります。有料老人ホームや特別養護老人ホームなどで夜勤で働くとなると利用者の介護度や認知度によっては大変なところもあります。
少人数のグループホームや介護度の低いサービス付き高齢者住宅などの夜勤は他の施設の夜勤と比較しても割と働きやすいと感じられるでしょう。
ただ一人体制である可能性が高いので緊急の場合の対処法には気を付けておきたいところです。
例えば複数のナースコールへの同時対応、利用者の体調が急変した時など一人で解決しなければならない時があるので経験値がある方の方がおすすめと言えます。
また正社員と派遣で悩まれている方にはこちらの記事をおすすめします。介護派遣と正社員どっちがいいの?あなたに合った働き方を知る方法
まとめ
パート、正社員、介護派遣、介護派遣の夜勤専従とさまざまな働き方からあなたに合った働き方を見つけることができるのも介護職の良いところです。
今回のまとめは以下のとおりです。
転職したいけどどうして良いかわからない、自分に合う働き方がわからないなど今迷っている方がこの記事を読むことで参考になると幸いです。
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