『介護職をこのまま続けていく自信がない。』『ダブルワークで収入を増やしたい。』など最近の働き方改革により一つの施設で定年まで働くという方は以前より少なくなってきています。
そこで今回は介護士でダブルワークを考えているあなたに向けての基本的なダブルワークの始め方について解説していきたいと思います。この記事を読むことでダブルワークをすることの大枠が理解できると思います。
介護士のダブルワークとは
介護士をしながらできる仕事にはどんなものがあるのでしょうか?
最初からダブルワークを成功させるためにある程度情報収集しておくことが重要です。ここからは介護士がダブルワークを始めた理由やおすすめの仕事をご紹介します。
介護職でダブルワークをする理由
介護職についている人がダブルワークをしたいと思う理由は主に以下のとおりです。
- 収入を増やしたい
- たくさんの経験を積みたい
- 介護以外の仕事に興味がある
- 今の働き方を変えたい
- 人間関係から解放されたい
ダブルワークで働いている人の声
正社員から非正規に移るには悩みましたね、しかし在宅介護で昼は家に居なくてはならない環境になり、夜勤専従の非正規となり昼間あらゆる用足しが出来ることが素晴らしいと思えました。
昼でないと行けない公共機関とか貴重な時間を職場にいたら何もできませんもんね。
ままるチャンネルのコメント
私もダブルワークやって充実した毎日です。勿論、疲れます。明け休みの日がほぼ夜勤仕事明けのみとなりますが、時間の使い方がうまくなりました。
ままるチャンネルのコメント
何より経験値が倍増えていきますからね。メイン勤務の方の施設にある程度のシフト優遇をしてもらわないとWワークは出来ないので、それがつらいところですね。
あ、副業禁止の会社なんか働かない方がいいですよ。そんな会社は時代遅れ。介護より稼げる他業種でも、副業解禁の流れです。低賃金でWワーク禁止とか奴隷かよと。
実際にダブルワークをしている方の意見を聞いてみると、ダブルワークをしてよかった。という意見が多いです。また正社員で働いていると人間関係に悩んでしまった時に逃げ場がありません。
しかし、ベースの仕事があり、空いた時間でダブルワークにチャレンジすれば、環境、人間関係の切り替えができます。長い目で見た時は心が軽くなり、ストレス軽減されるでしょう。
どんな仕事があるの?
ダブルワークを始めるには主軸の仕事にできるだけ影響しない分野を選ぶことが重要です。また時間のコントロールができる範囲で探すことが必須です。
- 夜勤のバイト
- 短期のバイト
- インターネットでの副業
夜勤のバイトとは?
夜勤のバイトの代表的なものとしてコンビニがありますが、時間の調整が可能であれば別の施設での夜勤専従があります。最近は特にダブルワークで夜勤専従の仕事をされる介護士の方が増えてきました。夜勤のみを掛け持ちでされている方も多く、派遣で夜勤専従の方は高収入を得られています。
こちらの記事に詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください。⇨【最新版】介護派遣 夜勤専従で働くときに知っておきたいこと
短期のバイト
まずは短期のバイトで様子を見てみてはどうでしょうか。例えば週に1回2時間程度、週末のみ、など無理のない範囲から始めていけば気分転換にもなります。
デイサービスの送迎であれば朝のみ2時間ほどで無理なく始められるでしょう。
異業種なら、最近ではウーバーイーツをされる方も多いです。隙間時間を利用した効率の良い働き方で収入になります。
短期であれば限られた時間で始めやすい仕事からスタートすると無理なく続けられるでしょう。
インターネットでの副業
例えば、文章で発信することが得意なら介護に特化したウェブライターやブロガーなどで稼ぐ方法があります。またイラストが得意な人は、サイトのデザインやネットでイラストを販売することが可能です。SNSを上手に利用してTwitterやインスタグラムで稼いでいる人もたくさんいます。
ポイントは介護経験を活かした発信をすることで無理のない範囲でダブルワークが成立することです。
介護士のダブルワークの具体例
私たちこんな仕事してます
無理のない程度に
実際に働いている人の声を聞いてみると、イメージがつきやすいとお思います。
自分にできそう、楽しそうと思える仕事であれば始めてみましょう。新しいことを始める時に得られるのは収入だけではありません。新たな人間関係が運を運んできます。
やってみたいけど、きつそうという感情が入ってきたらおすすめはできません。無理せず楽しんでできる仕事でなければ続けられなくなります。
介護士のダブルワークの注意点
確認しておこう
始める前に確認事項のまとめは以下のとおりです。
- 職場へ伝えておく
- 就業規則の確認
長時間労働を防ぐため労働基準法では1日8時間、週に40時間以上働くことを禁止しています。法律上はダブルワークを禁止する規定はありません。
就業規則を確認して問題なくてもダブルワークを始める旨を伝えておきましょう。後で会社にバレてしまった場合、会社は割増賃金を支払わなくてはなりません。
就業規則に記載がない場合はダブルワークをしても問題はありません。
ダブルワークで気を付けること
ダブルワークをする上での注意点をわかりやすくステップごとにまとめてみました。
まずは就業規則の確認をしましょう。
副業に関する事項が書かれていなければ問題ありません。また現在ストレスを抱えていて、ゆくゆくは退職したい意思があるのかもしれません。自分の心の声を聞いてみましょう。
- どんな仕事をするのか
- 1ヶ月あたり平均いくら稼ぎたいのか
- 本業に支障が出る可能性はあるのか。(シフト、体力、仕事内容など)
これらのことを紙にまとめ、自分に合った職種を絞っていきましょう。
まずは1ヶ月頑張ってみましょう。働き始めてしばらくすると、思っていたより辛い、このまま続けられそう、など気持ちの変化に気づきます。
- 副業が無理だった
- 職種を変えれば続けられそう
- 本業も副業も辞めて転職したい
1ヶ月経ってこのような気づきが現れたらその時考えれば良いのです。
まずはとにかくやってみましょう。結果は後からついてきます。
困った時は?
ダブルワークと本業の仕事の割合を変えてみましょう。
正社員にこだわらず、副業だけでダブルワークしている人もたくさんいます。資格があればいつでも採用されるのが今の介護業界です。一つの仕事でストレスを感じた場合に自分自身の逃げ場を作っておくことが大切です。
介護業界と異業種のダブルワークをすることがあなた自身の生き方にプラスに働くと思います。
まとめ
今回は介護士のダブルワークについて実際に働いている人の声とともに解説してきました。
- 介護士のダブルワークとは
- 介護士のダブルワークで稼ぎ方の具体例
- 介護士のダブルワークの注意点
収入の面だけでなく、精神的な余裕を得られるために始めるダブルワークはあなたの生活を豊かにします。興味のあることには積極的にトライしてみましょう。思わぬ才能が開花して副業から本業として1年後は大活躍していることもあり得ます。
今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。
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