【結論】介護派遣のひどい体験談〜派遣切りから労災認定までの複数登録すべき理由を解説〜

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私は40代で介護の世界に飛び込みました。子育ても一段落し、これからは人の役に立つ仕事がしたいと思ったのがきっかけです。介護派遣を選んだのは、融通が利きそうだったから。



「介護の仕事をするのであれば派遣の方がいい。」

「責任がなく、時給が高い、定時で帰れる。」

「サービス残業がない。」

「わずらわしい人間関係にも巻き込まれることがない。」

こんな理由からでした。

でも、実際に始めてみると、想像以上に厳しい現実が待っていました。勤務中にコロナウィルスに罹患し、派遣切りされてしまいました。

介護派遣で働いていました。

働く前に派遣のデメリットをもっと知っておくべきだったと後悔しています。

介護派遣で働いてみようかな

じゃあどうすればいいの?
どんなことに気をつけたらいいのか教えて。

あなたも同じような思いを抱えていませんか?

この記事を読んで、少しでも皆さんの参考になればと思います。派遣でひどい目に遭わないために注意点を知ってからでも遅くはないと思います。

今回は体験談をもとに解決策をお伝えします。

この記事を書いた人
カオリン(介護のブログ書いてます)

<プロフィール>
介護福祉士8年目 
介護現場で派遣切り→派遣会社の労災隠しを労基署へ相談→労災認定される。個人での労災申請を知りたい方へ詳細はブログ内にあります。
Xでも発信→https://twitter.com/hakenkaigoshi/

この記事では介護派遣派遣がひどいと言われる理由を実体験をもとに解説します。この記事を最後まで読めば複数登録すべき理由がわかります。

結論、現在介護派遣で働いていて1社しか登録していない方へ、すぐにでも複数登録しておきましょう。

派遣会社を複数登録しておくことには以下の3つの理由があります。

1自分を守るため
2派遣切りにあったときのため
3介護業界全体を知るため

\ 給料の前払いができる /

\介護資格が0円で取れる /

複数登録すべき介護派遣会社は以上の2社です。

登録は無料です。派遣で働いてみたい方は全て登録しましょう。

目次

介護派遣の体験談 これだけは知っておいて3つのポイント

わからないことばかり、でもこの記事を読んだら解決します

結論から『介護派遣がひどい』は事実です。特に以下の3つは働く前に知っておくべきでした。

派遣で働く前に知っておくべきだったこと

  1. 大手だから安心ということはあり得ない
  2. 介護職でも派遣切りは起こる
  3. 派遣会社を複数登録して自分をまもる

大手だから安心ということはあり得ない!ひどい介護派遣会社の見極め方

『大手だから安心』は幻想です。

現在派遣介護士として働いている場合、登録している派遣会社がブラックの可能性がないか確認してみましょう。
以下の項目に当てはまるような会社に注意が必要です。

派遣社員よりも派遣先のことを優先している。

派遣介護士が困っても守ってくれません。派遣を必要としている施設は人手不足で忙しいのが当たり前です。派遣会社が派遣社員のことを大切に思っていれば、担当者は細かなヒヤリングを行い、業務改善が必要であれば派遣先へ交渉します。

担当者が言葉巧みである。

担当者からの情報だけを鵜呑みにするのは危険です。紹介される派遣先の情報がわかった時は、自分でも分かる範囲でその施設のことをしらべてみましょう。思いがけない発見でブラック施設で働くことを回避できる可能性があります。派遣先施設が近隣の評判が悪くても、派遣社員には事実を知らされることはありません。

契約期間満了で辞めたいのにしつこく紹介してくる。

派遣とは、施設から依頼があったときにすぐに人を入れることができれば良いのです。介護施設は常に人手不足です。派遣会社からすれば短期間でも回転よく派遣社員を使うことができれば会社にとってのメリットとなります。仕事が次々と紹介されることは一見良いことのように思いますが、その分精神的負担、肉体的負担は派遣介護士が担うことになるのです。

介護職でも派遣切りは起こる (なぜ派遣会社は労災の申請を怠ったのか?)

話が違うということにならないように

医療従事者がコロナに感染した場合は速やかに労災の申請をするようになっていたにもかかわらず、会社は怠っていました。
なぜ派遣会社は労災の申請をしなかったでしょうか。

それは、派遣先の施設の意向で労災を使いたくないということに派遣会社の担当者が同意したからです。また、会社が労災保険の利用を嫌がる理由を調べると以下のようなことがわかりました。

・保険料が上がる可能性がある
・手続きが面倒
・労災保険に加入していない
・法律違反を隠したい
・会社のイメージや信頼の低下
・元請け会社との関係性悪化を避けたい

労災(労働災害)無料相談センター

労災隠しは犯罪です あなたの派遣会社は大丈夫?

知っておこう労災隠しについて

従業員の労災保険の使用を認めず手続きを行わない、労災の発生原因を偽った場合、それは労災隠しにあたります。

労災隠しとは
労災の発生を隠すために、会社が労働基準監督署長に対して、労働者死傷病報告を故意に提出しないこと、または虚偽の内容を記載して提出すること

労災隠しは犯罪です。先ほどもご紹介したように、労災が発生した場合、会社は速やかに労働基準監督署長へ、労働者死傷病報告を提出しなければなりません。
労災隠しが発覚すれば、会社は労働安全衛生法第120条・122条に違反したとして、50万円以下の罰金に処されることになります。

労災(労働災害)無料相談センター

派遣で働くことの危うさを感じますね。派遣されている期間ではわからなかったことです

派遣会社を複数登録して自分をまもる

私も複数登録してます
派遣会社を複数登録すべき理由

1自分を守るため
2派遣切りにあったとこのため
3介護業界全体を知るため

介護派遣でひどい目に遭わないためのおすすめ2社

\ 給料の前払いができる /

\介護資格が0円で取れる /

登録は無料です。派遣で働いてみたい方は全て登録しましょう。

介護派遣の体験談より ひどい時の対策その1|メモがあなたを救う記録の重要性

その記録があなたの未来を救う

相談する際、一番役立つものは詳細な記録です。
1ラインのやり取り。
2その時の様子(日記でも可能)
3契約書関係

これなら簡単!LINEはメモになる 〜休職中の出来事〜

これなら簡単に残せる!

ここでは派遣先施設の管理職員と私のLINEのやり取りを載せておきます。

派遣先施設が労災を嫌がったことがわかる証拠です。労基署への相談で派遣会社が労災の申請を見送ったことも問題であるとわかりました。

LINEのやり取りは十分な証拠になります。また状況の変化もLINEの内容から読み取ることができます。

派遣先施設が労災を都買いたくなかった。
そのため派遣会社は派遣社員を守らずに、派遣先施設の意向に従った。


LINEの内容当時の詳細の記録が一致していることは説明するときに役に立ちます。その記録があなたを守ることになるのです。

行動記録は解決につながる〜メモからわかる派遣会社の対応の変化〜

この記録一つですべて解決しました。

以下はその時の記録です。

どんな小さなことでも構いません。記録をとっておく習慣をつけておきましょう

8月体調の変化・自身の行動派遣会社・施設とのやりとり
16日38度から39度の高熱
17日高熱と全身の痛みが続く
18日熱と痛みで夜間診療へ連絡施設でクラスター発生
19日労災の申請をするとのこと
20日
21日体重4キロ減
(食料・食欲がなかったため)
2週間前からの行動履歴を
作成するように言われる
22日自宅療養期間終了書類を送る(LINE)
23日倦怠感と気分不良で仕事復帰できず
24日
25日労災はできなくなった。
傷病手当へ切り替えるとのこと
26日
27日
28日症状改善せずコロナ相談窓口へ連絡
29日保健所から受診するように指示傷病手当申請の用紙が届く
30日
31日
赤の数字が自宅療養期間
スクロールできます
9月体調の変化・自身の行動派遣会社との連絡
1日内科受診
心療内科を紹介される。
2日
3日内科受診
診療情報提供書をもらう。
4日
5日
6日
7日心療内科受診
うつの診断を受ける⇨治療開始
今までのことを派遣会社へ報告する。⇨
⇨報告を受けると対応が一変する。
9月は契約がないので
一旦退職になると言われる
8日労働基準監督署へ相談
災難は突然やってきた

介護派遣の体験談より ひどい時の対策その2|泣き寝入り無用 自分で行動する

どんな小さなことでも構いません。メモを取っておいて!

雇い止めが違法であることの証拠を集めることが重要です。
たとえば以下のようなものが証拠になります。

  • 業務内容を証明できるもの
  • 雇い止めに合理的な理由がないことを示す資料
  • 労災に必要な書類

具体的な資料の内容には以下のとおりです。

業務内容を証明する資料にはどんなものがありますか?
  • 勤続年数やこれまでの契約更新回数を示す書面、契約書など
  • これまでの契約更新の手続き方法がわかる資料
  • 企業側から更新を期待させる発言があったことがわかる資料(LINE、メールや音声データなど)
雇い止めに合理的な理由がないことを示す資料の詳細が知りたいです。
  • 雇止めを言い渡されたときの資料(LINE、メールや書面など)
  • 雇止めの理由を聞いたときの回答内容(LINE、メールや書面、音声データなど)
  • 開示を求めた際に交付された雇止め理由証明書
労災に必要な書類な書類を教えてください。
  • 病院受診した際の領収書
  • 調剤薬局の領収書
  • 必要があれば診断書(ただし病院と調剤薬局の領収書のみでよければ必要なし)

こちらの記事にはトラブルが起こった時の対処法も紹介しています。⇨【必見】介護派遣のトラブル6選〜事例と解決策をお伝えします。〜

書類を準備し労働基準監督署へ相談へ

私たちがお手伝いします

労働基準監督署とは(相談無料)

労働基準監督署は、管轄内の事業所が労働関係法令を守って運用しているかを監督する機関です。 域内の会社が労働基準法違反や最低賃金法違反の行為などをしていると、企業に対して指導勧告を行ったり立ち入り調査を行ったりします。

ベリーベスト法律事務所
  • 予告なしの雇い止めがあれば企業への指導勧告
  • 労災申請(個人で手続き可能)

労基署は雇い止めの違法性についての判断は行っていません。違法性を主張するならば別機関を利用する必要があります。

書類を準備し労働基準監督署へ相談に行きました。

相談内容は以下のとおり

  • 仕事でコロナに罹り現在治療中である
  • 派遣会社から療養中を理由に雇い止めにあった
厚生労働省から医療従事者に対しての通知。

相談の結果は以下のとおりです。

  • 雇い止めに関しては30日前に予告通知をする義務があるので無効
  • 退職を強要するような発言は違法に当たるので派遣会社へ是正する
  • 労災の申請は個人でできるので書類の作成を本日行う

ネットで検索し、証拠を集めて行政に相談することにしました。

派遣介護士が病気になったら派遣会社は冷たいです。今回は心療内科で治療が始まった後に全て一変しました。理不尽な派遣切りにいつ合うかわかりません。

私のようにならないためにも派遣会社は複数登録しておくことをおすすめします。

良い派遣会社を見極めるためには複数登録することです。比較対象があれば判断することができます。精神的な不安を感じることもないでしょう。

  • 契約書にグレーな文言が多いこと(労働基準違反ギリギリの文言で表記されている。)
  • 労災の条件に当てはまっていたのに手続きを怠っていたこと
  • 労災隠しが認められる

その後は行政が間に入り手続きを進めました。

※労災に関してもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

かいごハケンの品格
【必見】介護職が知るべき!会社が労災申請を怠る理由と自分でできる申請手順 | かいごハケンの品格 労働者の安全と健康を守るために設けられた労災制度。しかし、労災にあたる事例にも関わらず会社が手続きをしてくれない場合があります。 この記事を読むことで、労災申請...
こちらにも詳しく書いてます。

労働問題は私たちが思っている以上にわかりづらい部分があります。なぜなら、行政は縦割り構造なので、あなたにとっては大きな一つの悩みでも内容によって相談窓口が違うからです。ご自身の相談内容がどこへ行けば解決できるのかを知っておく必要があります。

介護派遣の体験談より ひどい時の対策その3|まずここへ連絡を!

証拠が揃ったら労働相談へ

派遣会社とのトラブル、働いていて病気になったのに会社は保証してくれない。いろんなことがいっぺんに重なってどこに相談していいかわからない。お金もない。一体どうしたらいいの?

総合労働相談コーナーのご案内 – 厚生労働省へ相談しましょう。
相談内容の一例はこんな感じです。社会保険労務士によるアドバイスが受けれます。

・悩みに応じた相談先がわからない
・今後の生活費の不安
・自分に起きたことの全容が整理できない。
・問題解決の方法を知りたい。

総合労働相談コーナーのご案内 – 厚生労働省
職場のトラブルに関するご相談や、解決のための情報提供をワンストップで行う厚労省の窓口(解雇、雇止め、配置転換、賃金の引下げ、募集・採用、いじめ・嫌がらせ、パワハラなど)

会社とのトラブルは労働基準監督署へ相談しましょう

派遣会社とのトラブル、どこへ相談したらいいの?

労働問題全般のトラブルは労働基準監督署へ相談しましょう。
相談内容の一例はこんな感じです。

・契約内容と実際の労働が違う
・賃金未払い
・自分に起きたことが労災の事例に当てはまるか知りたい
・会社が労災の申請をしてくれない

会社に知られずに相談したい場合は匿名での相談にも応じてくれます。

労働基準監督署
各都道府県に労働基準監督署の連絡先

突然の派遣切り、生活できなくなってしまったら

突然の派遣切り、貯金もないし、明日からの生活どうしていいかわからない。

生活に関しての悩み事、お金の困りごとはその他の相談先|困った時の相談方法・窓口 – 厚生労働省へ相談しましょう。

その他の相談先|困った時の相談方法・窓口 – 厚生労働省
生活の中の悩みや困りごとに対応できる専門機関の相談窓口(自死遺族の方へ、生活困窮・法律・金融等について、インターネット上の誹謗中傷など)

働いていて病気を発症した場合どうすればいいの?

働いていてうつ病になってしまった。もう働けない。

労災(労働災害)無料相談センターでは例えば病院で診断され、働けなくなった場合に相談に乗ってくれます。具体的な相談の流れは直接連絡して見ましょう。

労災(労働災害)無料相談センター
うつ病、労災、休業補償など相談内容や事例がカテゴリ別にわかりやすく掲載してある法律事務所のサイト

このような機関があるにもかかわらず、実際に行政の相談窓口を利用する方は少ないとのことです。泣き寝入りせずに相談しましょう。

派遣切りされた時に慌てることがないように相談窓口を知っておきましょう。
派遣切りされた時に行くべき相談窓口

1自分の悩みをどこに相談していいかわからない時
1 労基署は会社とのトラブルを相談するところ
2 突然の派遣切り、生活できなきなった時は

介護派遣は思った以上にひどかった|体験から学んだこと

介護派遣で学んだことはたくさん

介護派遣でコロナに感染 〜派遣会社は守ってくれない〜

あなたが働いている派遣会社はあなたが困ったとき親身になってくれるでしょうか?ここでは、私と派遣会社、派遣先施設とのやりとりの詳細です。

派遣先の施設では、2022年の4月から7月の間、コロナが蔓延していました。常に人手不足の施設で、30人の高齢者に対して職員はたった3名。「倒れたら施設の業務が止まってしまう。」という危機感が常にありました。

介護派遣の実態

最初は希望に胸を膨らませていました。でも、すぐに現実が見えてきました。

  • 労働条件:シフトは不規則で、休憩時間も取れないことが多々ありました。一人で対応することが多く、体力的にきつかったです。
  • 待遇:時給は最低賃金すれすれ。将来への不安が募るばかり。
  • 教育・研修:「現場で覚えろ」の一言で、十分な指導もないまま利用者さんと向き合うことに。

また、派遣先施設の人手不足に追い打ちをかけるように、職員が次々と感染していきました。以下は感染拡大までの様子。

  • 7月初旬・・・職員1名が原因不明の体調不良により5日間の休み。
  • 7月下旬・・・別の職員1名がコロナの陽性により自宅療養に入る。
  • 8月初旬・・・7月下旬に入職した職員が体調不良により退職。
  • 8月12日・・私自身に初期の風邪症状を感じドラッグストアで大量に薬を購入する。(イソジン、総合感冒薬、葛根湯 など)
  • 8月16日・・体調がすぐれず施設へ連絡。発熱外来を受診するように指示を受ける。コロナ陽性と診断され自宅療養に入る。
  • 8月18日・・・施設内でクラスター発生

介護派遣切りの経験

休職中に契約が切れた

うまく言いくるめられないように!

当初は8月末で契約が切れるので9月からは別の施設を紹介される予定でした。派遣会社の担当者とも8月中に2ヶ所面接に行くようになっていました。

しかしコロナウィルスに感染し、罹患後も後遺症が残り働くことができなくなりました。

さらなる派遣会社の対応の変化

ブラック派遣会社の手口を紹介

派遣会社の担当者に最低でも2ヶ月は仕事ができないことを伝えると今までとは態度が一変しました。既に契約が終わっているため2ヶ月も働けないなら一旦退職するようにすすめられました。

仕事でコロナになったのに返却を求められても困る

傷病手当の申請のために受診した病院の治療費にも今の保険証が使えなくなるとのことでした。

もう一つ問題だったのは、派遣会社からの連絡がないまま保険証が打ち切りにされたことです。
そのことが文書で知らされたのが2ヶ月後でした。2ヶ月もの間無保険状態になっていました。
ハローワークに相談していたので2月遅れで国民健康保険に加入しました。

流石に派遣会社からの嫌がらせとしか思えませんでした。

私が登録していた派遣会社は全国的に有名な大手の派遣会社でした。登録して働き出して1年半が過ぎた頃の2022年8月、勤務中に施設でコロナにかかり、派遣切りにあいました。

最初はどこに相談して良いかわからず、行政の無料相談を利用しました。そこから労働基準監督署を紹介され、自分が働いていた派遣会社がブラックであることがわかりました。

これではますます悪くなってしまう。

心療内科を受診して治療が始まったばかりにもかかわらず、派遣切りにより状況は悪化します。

眠れない日々が1ヶ月以上続き病院から処方された睡眠薬も効きませんでした。
日中は不安で仕方なく悪いことばかり考えていました。

あの時は本当に辛かった

理不尽なこともたくさん経験しました。まさか派遣会社から精神的にここまで追い込まれることになるとは思っていませんでした。介護派遣で働く介護士さんが私のような経験をすることがないように祈るばかりです。

今回は自分自身の体験からの解説でした。辛い経験から一年たった今でも昨日のように覚えています。この記事で現在悩んでいるあなたの気持ちを少しでも楽にすることができれば幸いです。

介護派遣システムの問題点

この経験を通じて、介護派遣システムの問題点が見えてきました。

  • 責任の所在が不明確:派遣会社は「現場の問題」、介護施設は「派遣だから」と、たらい回しにされる。
  • 労働者保護の不足:突然の契約終了や労働災害に対する保護が十分でない。
  • 介護の質への影響:過酷な労働条件は、必然的に介護の質の低下につながっています。

改善への提言

この状況を変えるには、以下のような改善が必要だと感じています:

  • 法制度の見直し:派遣労働者の権利をしっかり守る法律の整備。
  • 待遇改善:介護職の社会的価値を認め、それに見合った待遇を。
  • 教育システムの充実:現場任せではなく、体系的な教育プログラムの導入を。

何度でも言いたい 派遣会社は必ず複数登録しておくこと

登録無料だから安心

一番の後悔は、派遣会社を複数登録せずに働いたことです。
登録していた派遣会社が『大手なので安心』という思い込みから複数登録をしていませんでした。

そこで苦い経験から複数登録すべき3つの派遣会社を調べてみました。
特徴が違う3つの派遣会社へ登録しましょう。

複数登録すべき介護派遣会社は以下の2社です。

\ 給料の前払いができる /

\介護資格が0円で取れる /

まとめ

この経験から学んだのは、自分の権利をしっかり主張することの大切さです。介護は素晴らしい仕事です。でも、そこで働く人たちが幸せでなければ、良い介護はできません。

40代の皆さん、人生経験を活かせるこの仕事は、確かにやりがいがあります。でも、自分の人生も大切にしてください。辞めたいと思ったら、それは決して弱さではありません。

  • 契約内容はしっかり確認し、不明点は必ず質問しましょう。
  • 体調管理は最優先に。無理は禁物です。
  • 困ったときは労働組合や社会保険労務士に相談を。一人で抱え込まないで。

私たちの経験が、介護業界をより良いものに変えていく力になると信じています。皆さん、一緒に声を上げていきましょう。

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