『そろそろ40歳、介護で転職を考えている』『40代に入って介護の仕事が辛くなってきた』『40歳を過ぎて今の職場で続ける自信がない』このような悩みから40代に入って転職に悩まれる方が増えてくるのが介護業界です。
40歳を超えた頃から悩んでます。転職について誰に相談していいかわからない。
介護は離職率が高い業界です。40代で転職をしてみたものの『おもいきって就職したのに続かなかった』という方も多くいらっしゃいます。
今回は40歳で介護職を辞めたくなった方に向けて選択肢を紹介させていただきます。これまで転職で失敗した方、転職したいけど悩んでいる方へも具体例を交えて解説します。
40代で最適な転職ができる有益な情報です。ぜひ最後までお付き合いください。
＜プロフィール＞
介護福祉士8年目
介護現場でうつ病の発症→派遣切り→派遣会社の労災隠しを労基署へ相談→労災認定される。個人での労災申請を知りたい方へ詳細はブログ内にあります。
Xでも発信→https://twitter.com/hakenkaigoshi/
＼ 介護の転職、40代はまだまだ若い ！／
介護職４０歳はまだ若い 辞めたい人必見の選択肢
結論から介護業界での40代は働き盛りです。
転職をしたい時、他の業種と比較しても転職がマイナスに働くことはありません。
介護職の40代 転職前に準備できること
まずは辞めたい原因を思いつくままに書き出してみましょう。自分が本当にやりたかったことがはっきりしてきます。なぜ辞めたいのか、辞められない理由はなんなのか、辞めた後にやってみたいことなどできるだけたくさん書き出してみましょう。
- 以前からやってみたかったことにチャレンジしたい
- とにかく今は介護業界から離れたい
- 今とは別の介護の仕事がしたい
- 介護でも短い時間で高収入を得たい
このような悩みがあってもいつでも戻ってこれるのが介護業界の良いところです。介護職を40歳で辞めたいと思ってもいろんな業種へチャレンジできます。
４０歳代の異業種との比較
職種を優先するか業界を優先するかは、以下の4パターンに分かれます。
- 介護業界内で同じ施設形態への転職（特養を辞めて別の特養へ就職など）
- 介護業界内の異業種へ転職（特養を辞めてデイサービスへ転職など）
- 異業種での介護職への転職（旅行会社での介護士同行ツアー、ウェブライターで介護記事を書くなど）
- 介護とは全く関係のない業界への転職（事務職、営業職、接客業など）
介護業界内で同じ施設形態への転職（特養を辞めて別の特養へ就職など）
別の施設で働くことを選択された場合は、今までの介護職の経験をそのまま生かすことができます。また、環境を変えることで自然と悩みから解放できます。
なぜならどの施設に転職しても40歳はまだまだこれから必要とされる人材だからです。
転職がきっかけで給与UPも望めます。また、正社員にこだわらないのであれば介護派遣で働いてみてはどうでしょうか。
介護業界内の異業種へ転職（特養を辞めてデイサービスへ転職など）
介護職は利用者の介護度により仕事の幅は多岐にわたります。
たとえばデイサービスと特養では求められていることが違います。レクリエーションや外出行事など積極的なコミュニケーションを図りた方はデイサービスがおすすめです。
反対に終末期まで高齢者と寄り添う介護を望まれる方、体力に自信がある方は特養・有料老人ホームでの勤務をおすすめします。
現状に満足していなくても環境を変えることで問題解決になります。
介護職から異業種への転職（旅行会社での介護士同行ツアー、ウェブライターで介護記事を書くなど）
しばらくは介護職から離れたい、もう介護の仕事はやりたくない方は異業種への転職をおすすめします。
フリーランスの仕事であれば時間の調整が可能です。介護経験を記事書くこともできます。介護派遣で好きな時間だけ働き、他の仕事掛け持ちする方も増えています。
一旦現場を離れることで新たな視点から今までの仕事を俯瞰してみることができます。
介護とは全く関係のない業界への転職（事務職、営業職、接客業など）
もし異業種を選択肢てまた戻りたいと思った時にはこちらの記事を参考にされてください。
また、希望すれば介護業界にいつでも戻ることが可能です。介護業界の定年は65歳以降も現役で働いている方がたくさんいらっしゃいます。
ブランクがあってもまたスタートできます。
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介護士を４０歳で辞めたくる理由はズバリこれ
たくさんの介護経験を積み40歳になり、なぜ介護職を辞めたくなるのでしょうか。
女性と男性でも悩みの内容は違います。
介護職の40代が辞めたいと思う時は
一般的に介護士が４０歳くらいで辞めたくなる理由は以下のとおりです。
- 子育てとの両立が難しい
- 親の介護が必要になった
- 体力的に辛くなってきた
- 人手不足に加え業務が追いつかない
- 利用者・職員の人間関係に疲れた
- 介護以外の仕事をしてみたい
- 給料が安い
- 時間が不規則
当てはまる項目が多いほど介護の仕事に疲れている傾向があります。
Yahoo知恵袋にあった相談から考えてみたいと思います。
介護職6年目なんですが、介護職辞めたいです。妊娠中も産前ギリギリまで働きましたが、看護師と違って肉体労働が多く重いものを抱えることはありませんでしたがしんどかったです。
今はデイサービスで働いてますが毎日入浴介助でフラフラです。小さい子どもが夜泣きがあるので睡眠不足もあって身体がきついし、なんで毎日毎日入浴介助しないといけないんだろう…私は風呂屋じゃない…とまで考えるようになりました。
看護師やPTは涼しい顔して濡れることも無く、汗だくになることも無く、仕事してます。(看護師やPTの方にもその職種なりの大変さ忙しさはあるのは承知です)社会的地位も低いと感じてしまうし、他人に職業を聞かれると正直あまり言いたくありません。そこまでの考えに陥ってしまいました。愚痴を長文すいません。
共感できる内容の相談です。特に夏の入浴介助は大変です。コロナウィルスが流行していた時はマスクにフェイスシールドをつけての入浴介助が必須の施設もありました。介護職は肉体的にも精神的にも大変な仕事です。
利用者の方への配慮はもちろん大切ですが、介護職にも配慮がないと辞めたいと思うのは当然です。
介護職を４０歳で辞めたい！よくある質問
介護職の転職についての質問とその回答をご紹介いたします。
- 介護施設を辞めようと思っています。人手不足で私が辞めてしまうと困ると思います。このような時はどうすればよいでしょうか。
（40代男性） -
会社は退職を引き止める権限はありません。退職届を提出しましょう。辞めることは可能です。こちらの記事に→【まとめ】介護職辞めてよかった。ブラック施設を辞める方法を教えます退職までのロードマップを掲載しております。参考にされてください。
- 前の施設で働いていた時うつ病になってしまいました。今はほぼ完治しています。介護業界で復職を考えています。復職に際して何か注意点はありますか。
（40代女性） -
介護施設によって介護職への扱いもさまざまです。ストレスの原因が無い施設を探してみてください。こちらの記事には評判の悪い施設の特徴を掲載しています。→【悲惨】評判の悪い介護施設にありがちな介護職への対応まずは施設選びが大切です。
- 介護の仕事は好きなのですが、体力的に大変で身体が持ちません。
（40代女性） -
介護の仕事が好きであれば施設を変えてみてはどうでしょうか。介護度が低い利用者の方と接する施設であれば体力を気にすることなく働ける可能性があります。
例えば訪問介護やグループホームなど一度経験してみるのもいいかもしれません。こちらの記事がヒントになるかもしれません。 - 他の業界に転職しても、また介護職に戻る方が多いと聞いたのですがなぜでしょうか。
（40代女性） -
なぜなら介護業界は常に人手不足だからです。加えて少子高齢化で今後も求人は増え続けるでしょう。もし他の業種へ転職して合わなかったらいつでも戻れます。また正社員にこだわらないのであれば働き方を変えてみてはどうでしょうか。こちらの記事を参考にされてください。⇨介護派遣と正社員どっちがいいの？それぞれのメリットとデメリット
まとめ
今回は介護職を40歳で辞めたいと思われている方に向けての選択肢をご紹介してみました。
介護業界の40歳はまだまだこれから必要とされる人材です。今仕事に疲れている方、介護職だけでなく一度違う仕事へ挑戦してみるの良いかもしれません。超高齢化社会の日本で人生は80年から90年と長いです。
今回の記事が参考になれば幸いです。
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